伝導ノイズの抑制について

周波数帯域によって対策方法が違います。

 

1.全帯域 → アースを強化する。   アースは太く短くする。

 

2.高周波数帯域 → 配線をシールド化する。配線ルートを変更する。

シールド線を使用する場合には、シールド部は両端を面接地する。

線接地よりも高周波数域の低い周波数帯で効果が出る。

 

3.低・中周波数帯域 → ノイズフィルタ・コア・コンデンサを使用する。

ノイズフィルタの接地はケーブルだけでなく、ノイズフィルタの

底面と筐体でも接地されていること。

コアを使用する場合は、減衰させたい周波数にマッチした

材質のコアを選定すること。

 

上記は一般的な内容です。

ノイズでお困りの皆さんすべてに当てはまるものではありません。

とにかくノイズ対処は実験に次ぐ実験です。がんばりましょう。