診療報酬
Ⅱ．医療機器の広告規制
医療機器の広告は、「医薬品等適性広告基準」で基準が示され規制されています。（医薬発第0328009号）また、医療機器の業界団体である（社）日本ホームヘルス機器協会から、「家庭向け医療機器等適性広告・表示ガイドⅢ」ガイドブック（H23年6月）が発刊され指針を示しています。医療機器の広告を出すにあたってはこれらの注意が必要です。
医薬品等適性広告基準
・名称に関するもの
・製造方法に関するもの
・効能効果や性能、安全性に関するもの
・広告の制限に関するもの
・一般広告における表現の制限に関するもの
・他社製品の誹謗制限に関するもの
・医療関係者の推薦等に関するもの
・懸賞や賞品等の広告の制限に関するもの
・その他
家庭向け医療機器等適性広告・表示ガイドⅢ
・顧客を誘引する意図が明確であること。
・特定医薬品等の商品名が明らかとなっていること。
・一般人が認知できる状態となっていること。
医療機器において誇大表現を用いた宣伝を行なうと、消費者に誤解を与え混乱を来たすことになります。広告規制に抵触すると販売がスムーズに行なえなくなるので、これらの規制を正しく守ることが大切です。