静電気対策

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導電性マット

医用電気機器を組み立てる場合は、一般の電化製品と同様、静電気対策・ESD対策を行う必要があります。上記のように何も対策を行なっていないと、静電気・ESDなどの影響で機器が壊れてしまう事があります。医用電気機器は生体に影響を及ぼすものであり細やかな配慮と対策が要求されます。

医用電気機器を組み立てる作業机には、上記の図のように導電性の作業マットを敷き、床には導電性の床材を敷いて作業を行うことが求められます。当然、これらのマット、床材はアース線によって接続し、接地することが必要です。

医用電気機器の組み立てでは、この他に導電性シューズ、人体アース、帯電防止作業服などにより静電気対策を行い作業に当たることが必要です。このほか静電気・ESD対策の方法としては、除電器、湿度管理等の対策などがあります。