三相交流
医療機器および医用電気機器においては、電源電圧や周波数を記載する定格銘板についても記載方法が定められています。上記は定格銘板の一部の表記ですが、一見すると何も問題が無いように見えます。
医用電気機器では、使用者が正しく安全に医療機器を使用できるよう、定格銘板に使用する図記号がJIS T 0601-1:2012で定められています。電源電圧等に使っていた『~』は、一般的な図記号で交流を表しますので、100Vと240Vとの間の電源に接続できるという表示は 『ー』となります。
※複数の定格表示は、120/220/240Vとなり120V、220V、240Vに接続できるという意味になります。
この他の一般的な図記号には、直流「 」 、三相交流 「3~」、 直流及び交流の両方「~」、などがあります。なお、IEC60127-1に適合するヒューズは、動作速度等を含めた表示になりますので注意が必要です。