LEDランプ

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使用者の保護

医用電気機器を設計する上では、使用者を保護する観点から、表示に関してJISで様々な取り決めがされています。家電製品等では電源スイッチONで赤いランプを点灯させる機器が多くありますが、医療機器の場合はその重要性から、電源のステータス表示に関しても使用する色が決まっています。

医療機器の場合、表示光の色が赤い場合は警告を意味し、操作者による即時対処が必要と解釈されます。今回のケースのように電源ONの状態をLED表示したい場合は、赤ではなく橙などの他の色のLEDに変更する必要があります。

JIS T 0601-1:2012では、医療機器の表示の色が下記のように定められています。
赤→警告→操作者による即時に対処が必要 黄→注意→操作者による速やかな対処が必要緑→使用の準備が完了 その他の色⇒ 赤、黄、緑以外の意味