セラミック発振子
医用電気機器を設計する場合には、生体に重大な影響を及ぼすという性格上、万全なノイズ対策を施すことが重要です。上記のようなクロック発振回路を持つCPUを使用する場合、X1,X2に接続されているセラミック発振子の配線が長くなるとノイズが発生しやすくなります。
CPUのX1,X2に接続されているセラミック発振子をできるだけCPUの近くに配置し、配線パターンをできるだけ短く変更することで、ノイズの発生を低減させることができます。
外部クロックを使用する場合は、配線容量などの影響を避けるために、配線は極力短く、他の線と交差させないことが重要です。上記の他、発振子のGNDは、CPUのGNDと同電位にしたり、大電流が流れるGNDパターンに接地しないこともポイントです。